体を壊して初めて健康のありがたさに気づくように。
私たちは、日々の生活になくてはならないものほどその大切さを忘れてしまいがちです。
私たちがいつも利用している橋や道路、トンネルなどの社会インフラに対してもそうかもしれません。
毎日の通学や買い物、仕事などで利用している整備された道路や、川の増水から我々を守ってくれている堤防の存在など、「あたりまえの生活空間」にその大切さを意識することはありません。
しかし、地震や台風などによる災害の発生により被災すると、長期間にわたり私たちの生活は大きな影響を受け、初めて生活を支えている社会インフラの大切さに気付きます。

私たちは社会インフラ整備の一翼を担う者として、災害を無くすことは出来ないまでも災害による被害を最小限にしたいと考えています。
それには、我々技術者一人々が常に「知識の習得と技術の研鑽」に努め、次世代に自信をもって引き継ぐことのできる「災害に強い社会インフラの構築」にむけて日々「研究・努力」することが大切だと考えています。